ピアスを作ろう!

ピアスがほしい!

自分のピアスのもっている中でも気に入っているものは1つか2つくらいしかない。

市販のピアスは多々あるものの、自分のお気に入りのピアスというのはそうそう見つからない。

見つからないなら、自分で作ってしまえばいいんだ!

そんな簡単なことに先日気がついた。





ゴールデンウィークという大量の休みを利用して、ピアス作りに挑戦してみた。

もちろん知識なんてなにもない。

事前にどう作るかなんて調べることはしない。

計画だってアバウトだ。

それは人生にだって言えること。

だから自分の勝手なイメージだけで作る



まずは完成図からだ。

俺が頭の中でイメージしているものを紙に書いて再現してみた。




--とってもかわいい


俺のmixiのイメージにもなっている、俺の心の中に住む猛獣だ。

特に名前を決めていなかったけど、今決まった。

おじさんが決めてくれた。

名前は「にゃーん」だ。

わかりやすい。



「にゃーん」をこの世に具現化するための材料を挙げていこうと思う。

  • 材料
    • はりがね
    • はんだ
    • カンバッジ
  • 道具
    • はんだごて
    • ニッパ
    • はさみ
    • ピンセット

これらは大体「ドンキホーテ」と「ダイソー」で揃えた。



これでどうやって「にゃーん」を具現化するんだ!?

とかツッコミどころは満載だけど、

俺の頭の中では完成のための道はすでに見えている。

完璧すぎる。




早速、作成に取り掛かるとしよう。

作業所はこんな感じだ。



--銀色の円形の物体はプリングルスの蓋部分



早速作成に取り掛かるが、早速問題発生だ。

ピンセットを間違えて、プラスチック製を買ってしまった。

プラスチックだと、はんだごての熱に耐えることは不可能だ。

しょうがない…ピンセットは使わずに作るしかない。


まずは針金にはんだをつけていく。

だが、またもや問題が発生してしまった。

当初の予定だと目とまつげの部分を以下のように作る予定だった。



しかし、いざはんだをつけてみると感じになるのだ。







俺は諦めた。

もうダメ

最近の若者特有の飽きっぽいという性格がここで出てしまった。

もうメンドイ、三千円くらい材料費にかかったけど、めんどくさいわ






だが、ヤツは諦めていなかった。

「俺がやる」

そう、おじさんだ。

おじさんはおもむろにはんだごてを手に取り作業を始めた。


おじさんは何を考えたのか俺の完成図に手を加えていく



--完成図に手を加えるおじさん


こんな感じだ。


--俺のこころの中の猛獣がかわいくなくなっていく


一筆書きで書けそうな猛獣になったところで、おじさんはまた作業を再開した。


俺はおじさんを温かく見守ることにした。

俺はもうピアスづくりを諦めた身だ。

おじさんがどんな「にゃーん」を作ろうと文句は言わない。




--えっ!?大丈夫なん!?それで!!



おじさんが作成に夢中になっている間に俺はこの記事を書いてた。

だけど、この記事を書き終える前におじさんは「にゃーん」を完成させてしまった。

この世に「にゃーん」が具現化されたわけだ。



--完成した「にゃーん」

いろんなところが繋っているんですけど…orz

しかも、これは引っかけるタイプのピアスになっていて

しっかり耳につけることができる



--すっごいイカしてるw



ちょっと俺の想像した「にゃーん」ピアスと違うけど、これはこれでw

ありがとう!おじさん!

お気に入りのピアスがこれで1つ増えたよ!


一生使わないよ!!!

/tomorrow-key


おじさんのコメント:

私は確信しました。新しい才能が開花したと。
何の修練もなくこれほどのクオリティのものを作り出す私は、やはり天才であると。
アクセサリー技師としての開業も考えています。
「にゃーん」も正式な商品化と、特許の取得に既に動き出しています。

改めてもう一度言おう、私はやはり天才であると。